2005-06-02 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
参議院の戦犯在所者の釈放等に関する決議可決の際には、戦争の責任は全国民がひとしく負うべきものでありましょう、歴史上比類なき戦争犯罪者として勝者が敗者を裁くという不合理性という発言に拍手が起きています。国民みんなが苦しみから立ち直ろうという雰囲気がひしひしと伝わってくる議事録でございます。
参議院の戦犯在所者の釈放等に関する決議可決の際には、戦争の責任は全国民がひとしく負うべきものでありましょう、歴史上比類なき戦争犯罪者として勝者が敗者を裁くという不合理性という発言に拍手が起きています。国民みんなが苦しみから立ち直ろうという雰囲気がひしひしと伝わってくる議事録でございます。
一つは、官房に部を設置するということ、それから一つは、いわゆる戦犯でまだ拘置されておる戦犯在所者の減少に伴いまして、巣鴨刑務所施設を東京拘置所として復元をするということが一つの内容でございます。それから入国管理事務所出張所の名称及び位置を、法務省令で定めることができるようにいたしたいということでございます。いま一つ、法務研修所に支所を設置いたしたい。
戦犯といえば、軍国主義者かまたは軍閥の巨頭のように誤解をされる向きがあるようでありますが、戦犯在所者の実態は決してそんなものではありません。
この関係国と申しますのは、米国、英国、カナダ、フランス、インド、ニユージーランド、フイリピン、濠州、オランダ、以上でありまして、文章は 本月九日参議院は戦犯在所者の釈放等に関する決議を可決いたしました。関係諸国の同情ある理解に依り、出来る限り早急に本決議案の趣旨が実現されることを心から念願いたします。就いては、右決議を送付致します。
これらの者に対しましては、その釈放に関する民間運動も展開されつつあり、また国会におきましても、さきに戦犯在所者の釈放等に関する決議をいたしております。その輿論にこたえる意味において、この改正案を提出いたした次第でございます。 何とぞ御審議の上御賛同賜わりますようお願い申し上げます。
これらの者に対しましては、その釈放に関する民間運動も展開されつつあり、また国会におきましても、さきに戦犯在所者の釈放等に関する決議をいたしております。その輿論にこたえる意味においてこの改正案を提出いたした次第でございます。 何とぞ御審議の上御賛同賜わりますようお願い申し上げます。
現在拘禁中の内外地の戰争犯罪人は、その数、合せて千二百四十一名でありますが、これらの者に対しましては、その釈放に関する民間運動も展開されつつあり、又国会においても先日戦犯在所者の釈放等に関する決議がなされておりますので、その輿論に応える意味におきましてこの改正案の提出を見た次第であります。 この改正案の要点は極めて簡単であります。
近藤 英明君 参 事 (事務次長) 芥川 治君 参 事 (記録部長) 小野寺五一君 参 事 (議事部長) 河野 義克君 参 事 (警務部長) 丹羽 寒月君 参 事 (委員部長) 宮坂 完孝君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○委員の辞任及び補欠選任の件 ○戦犯在所者
戦犯在所者の釈放等に関する決議案 講和が成立し独立を恢復したこの時に当り、政府は、 一、死刑の言渡を受けて比国に拘禁されている者の助命 二、比国及び濠洲において拘禁されている者の速やかな内地帰還 三、巣鴨プリズンに拘禁されている者の妥当にして寛大なる措置の速やかな促進のため、関係諸国に対し平和條約所定の勧告を為し、或いはその諒解を求め、もつて、これが実現を図るべきである。